デジモンと人間の関係中心の説明
世界観
02の最終回から20年後くらいを想定(同じ世界ではない)。
デジタルワールドからごく一部のデジモンが移住しており、人間との関わりが多くなっている。
友好的・非友好的どちらの関係も存在しており、一枚岩ではない。
デジモン達の中には人間と同様手に職を持つ者もおり、人間と携わる職を持つ者もいればデジモンならではの職(ジャンクショップや天使デジモン達の駐屯地管理等)を持つ者もいる。
生態が全く異なる・種族そのものが違うなどの要因から人間とデジモンの婚姻は認可されていないが、養子縁組等の手続きは可能。
デジタルワールドの行き来は調査や迷い込んだ人間の救助、ごく一部の重要な立ち位置を持つデジモン(ロイヤルナイツ、オリュンポス十二神etc)との対話等の重大かつ特殊な目的でない限り認められていない。
ほとんどの現実世界の人間がデジタルワールドを垣間見る機会は、調査隊の人間が撮影した被写体や直接迷い込んだ先での体験談に限られる。
主な場所
某県の地域一帯。
あるデジモンによる大規模な暴走が起こった関係で更地となった場所を、一部のデジモンの協力を借りて復興した。
五つのブロックに分かれており、人間とデジモンの住む街としては最大規模となっている。
地形は十字の形。
A地区:地形的に十字の上部分。人間とデジモンの割合は5:5程。最も復興が早かった地区であり、全地区の中では最も都市らしい場所。
大型デパートや専門店など物資面も充実している。
B地区:十字の左部分。人間とデジモンの割合は5:5程。最も復興が遅かった地区であり、一部の人間は更地化する前に避難し、戻ってきた人々である。
C地区:十字の中央部分。人間とデジモンの割合は2:8程。最もデジモンの多く住む地区であり、完全体やごく少数だが究極体もこの地区では当たり前に住んでいる。
D地区:十字の右部分。人間とデジモンの割合は7:3程。最も人間が多く住む地区であり、ニュータウンのような雰囲気。
美玖の探偵所はここにある。
E地区:十字の下部分。人間とデジモンの割合は6:4程。公的機関が集中している場所で、美玖のかつての勤務先だった警察署もある。
警察署は謎のデジモンによる襲撃事件以降、自他問わず地区に住むデジモン達の動向に目を光らせている他、一部の探偵社との連携も辞さないという大変変わった体制を持つ。
・幽霊
人間や現実世界で死亡したデジモンの霊。残留思念の強いものの中には人間やデジモンを死に追いやる程強力なものもいる。
デジモンが怨霊を退治するには霊体へ干渉する能力が必要である。
・妖怪や怪物
多くはデジモンが誤認されたものも多いが、そうでないものは大きく分けて
:化け猫や河童、天狗等の長い歴史をかけて生まれたもの
:都市伝説や洒落怖等のいわゆるフォークロアから生まれ出たもの
が存在する。
こちらも敵対者となった場合は陰陽師のような能力者かデジモンの力を借りる必要性が生じる。
・ネットゴースト
デジタルワールドのバグが何らかの形で現実世界に漂流し、形を得たもの。
大抵のものは無力ゆえ無害だが、なかには人間に憑依してその自我を食い潰し植物人間のような状態に陥らせたりする。
有害なものは一度目を付けた人間を餌食に狙うと、執拗につけ回し憑依や捕食を行う。
人間を捕食したものはその人間に成り変わり、被害を拡大させるため早急の退治が必要。
デジモン、それも成熟期程度であればネットゴーストの討伐は可能だが有害でない限り見向きもしない事も多い。
・イーター(fromデジモンストーリー・サイバースルゥース&ハッカーズメモリー)
*基本設定はサイスル&ハカメモに準拠
突如デジタルワールド、現実世界に出現し多大な損害を与えた謎の存在。
こち五十の世界においては物語開始前(25年前)に世界中で姿を現し、世界の総人口の三割を捕食していった。
選ばれし子ども達や異変前から現実世界に移り住んでいたデジモン達の死闘、ある天才科学者が見つけたデジタルウェイブとの関連性を利用した誘導等により収拾。
そのままデジタルワールドへ有志の選ばれし子ども達が援護に向かってようやく、壊滅寸前だったデジタルワールドから大方の個体数の駆逐に成功・現在に至る。
現在はごく少数がたまにデジタルワールドへ現れる程度で、発見されると高額報酬の討伐依頼が課せられるようになった。
逐次追加予定…